茨城日立相続相談センター代表 小林竜也

現在日本は1年間に約50兆円規模の遺産が受け継がれていく「大相続時代」となりました。
家計に大きな贈り物となる可能性もありますが、遺族の争いに発展することも多いこの「相続」。
実際、家庭裁判所での相続関連の相談は、年間約18万件と10年前の2倍に増えています。
また、「相続はお金持ちだけの問題」という誤った認識が、一般家庭の相続準備を遅らせ、問題を複雑にしています。

遺産が多いから揉めるわけではありません。
100人いれば100通りの相続があり、どの家庭にも相続に対してちゃんとした準備と助言が必要な時代です。

ただし、一般の方にとって、ひとくくりに「相続」といっても、「どこで」「誰に」「何を」相談したらよいのかわからないと言われています。
実際に、相続が発生すると、銀行・郵便局・証券会社・保険会社・行政・行政書士・司法書士・税理士・弁護士と様々な方(さらには不動産業、工務店、不用品回収業、車両買取/整備等)とのやりとりを一手に引き受けなければならないケースもあります。
特に、土地や建物を所有されている方は、現金の相続よりもより複雑で専門家を必要とする問題解決が求められる場合もあります。

そのような背景から、我々は、不動産相続に関して安心して相談できる総合的なサービスを提供したいという思いで、ワンストップで「相談・手続き」を進めることができる不動産相続総合相談所を開設しました。
できるだけ事前に弁護士、税理士、司法書士、行政書士などの専門家に橋渡しを行い、 問題の芽を早めに摘み取り、相続を円滑に進める『笑顔相続の道先案内人』として社会的な役割を担います。